はじめに

東海テレビ×WOWOWが初タッグ!!

貫井徳郎の大人気3部作、
ついに初のドラマ化!!
超豪華キャストが復讐と正義の間で
翻弄される男たちを熱演!! 
Season1のバトンを引き継ぐ形で
Season2が6月11日(日)より
WOWOWでスタート!

誘拐・失踪・殺人

警視庁内には捜査課が表立って動けない事件を処理する「裏稼業」ともいえる存在がいた…。
警察組織が扱いにくい事件を捜査し、真相を追い求めるのが特殊任務担当の彼らの仕事。
このドラマは「特殊任務」につくことになった男と、その男の親友である現役刑事、そして特殊任務を指揮する男の3人を軸に“誘拐”“失踪”“殺人”の3種類の事件を重厚に描く社会派サスペンスである。

ドラマのテーマは『復讐の是非』

ドラマ全体を通しての共通テーマは『復讐の是非』。
主役は、同じ大切な女性を殺された二人の男。早くに両親を亡くし、親代わりにかわいがってきた妹を殺された男・武藤。天涯孤独の身で、唯一愛した恋人を殺された男・鏑木。
シーズン1では、心のうちの復讐心に苦しみながらも、復讐を選ばず、妹のような犠牲者を二度と出さないように犯罪を追い続けようと決意する武藤。
シーズン2では、一線を越えた復讐に囚われていく鏑木。
また、特殊任務の指揮役であり事件解決のためなら手段を選ばない非情の男・環。
この3人の男の物語を軸に、特殊で興味深い誘拐事件や殺人事件を取り上げ、男たちの対照的な生き様を通して「復讐の是非」の表裏を描く。
深い友情で結ばれている武藤と鏑木は、復讐を巡って互いの決意の違いに葛藤し、怒り、苦しみ、そして悲劇的な結末を迎えることに…。

復讐しない地獄、復讐する地獄

「オトナの土ドラ」と「連続ドラマW」。共に、独自の世界観のある人間ドラマを目指すドラマ枠が、大人が楽しめるエンターテイメントドラマを初の共同製作。
原作は累計45万部を越える貫井徳郎の3部作「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」。シーズンごとに主役を入れ替えるという手法で初のドラマ化。

物語はSeason1からSeason2へ

未成年者に恋人を殺された過去を持つ鏑木護(谷原章介)は、Season1では亡き恋人の兄で、復讐心に苦しむ親友・武藤隆(玉山鉄二)をいさめる存在だったが、そんな彼がSeason2では一転、これまで秘められていた復讐心に取りつかれた【職業殺人者】としての裏の顔が明らかになる。彼は誰からの殺人依頼を請け負うのか、復讐心に取りつかれた鏑木にはどのような結末が待っているのか。そして、そんな鏑木に武藤、環(渡部篤郎)はどのように関わっていくのか。

「犯罪症候群」の共通テーマである【復讐の是非、正義の意味】をWOWOWらしく重厚に描くSeason2にこうご期待。

Season2のストーリー

鏑木護(谷原章介)は警視庁から所轄に左遷される。ある日、ビルの下で転落したと思われる少年の遺体が見つかり、鏑木も現場検証に立ち合う。やがてこの件は事故死として処理されるが、警視庁の環敬吾(渡部篤郎)は不審に思っていた。環は武藤隆(玉山鉄二)を呼び出しある資料を渡す。それはこの1年で起きた「4人の死亡事故記録」だった。実は死亡した4人には過去に殺人歴があった。そして、転落死した少年にも殺人歴があった。この1年間に殺人歴のある未成年者が5人も“事故死”している。一連の出来事には裏があると感じた環は武藤に捜査協力を要請。武藤は秘密裏に捜査をし、少年犯罪被害者遺族の団体「少年犯罪を考える会」の代表・牧田浩文(板尾創路)と会員の矢吹響子(木村多江)にたどりつく。牧田と矢吹は大切な人を未成年者に殺されており、その加害者は共に亡くなっていた。一方の環はさらなる疑念を抱く。それは、鏑木が“事故死”へ関与しているというものだった。